PS3のダウンロード配信で『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』をみた。
本編終了後、押井守監督のインタビューが掲載されていて、「映画を見たら、その内容を誰かと語ってほしい。誰かに語らなければ見た事にならない。」という趣旨の発言があったのでブログに書いてみる。
一言でいうと「切ない」映画でした。
3DCGで表現された戦闘機による緻密でかつダイナミックな空中戦も見所ではあるけれど、心にのこったのは、永遠に生き続けなければならないキルドレの悲しさ、切なさ。
「私は死んでも代わりはいるもの」という綾波レイに通じる感情。
スカイ・クロラの草薙水素の場合は、恋人に対して「あなたは死んでも代わりはいるもの」という思いを秘め続けなければならない切なさ。
現実社会でも、毎日多くの人が死んでいるわけだけど、それでも僕は生きていて、日常という毎日は繰り返されている。
そんな、切ない映画でした。
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